ニキビ跡と生活習慣の関係性について

ニキビ跡ができてしまう生活習慣と、生活習慣の改善方法をまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

ニキビ跡対策9
生活習慣

ニキビ跡は一度できてしまうとなかなか消えてくれません。さらにニキビ跡を放置していると、同じところにニキビが再発してしまう可能性もあり、ニキビ跡が二重・三重と重なって色素沈着を起こしてしまう場合もあります。

一見とてもしつこいニキビ跡ですが、実は毎日のスキンケアと生活習慣によって改善することができるのです。

ニキビ跡ができてしまったら、スキンケアだけでなんとかしようとしたり、メイクを厚塗りしてごまかすのはNG。むしろ肌のターンオーバーのサイクルを正常化するために、生活習慣から正していかなければなりません。

女性のイラスト

肌の生まれ変わるサイクルは一人一人異なりますが、大体28日周期で入れ替わると言われています。およそ1ヶ月の間に、生活習慣をどれだけ改善できるかによって、肌のコンディションも変わってくるのです。

女性の場合ホルモンバランスの変動によって肌が一時的に荒れやすくなることがありますし、男性の場合はオイリー肌に悩む方が多いのですが、こちらも生活習慣を正すことによって、肌荒れからくるニキビ跡の悪化を防ぐことができます。

ニキビ跡の改善のために生活習慣を正すということは、ニキビそのものへの対策にもなります。ニキビ跡ケアのための医療機関やエステサロンなどに通う手間を省き、効率的にニキビ跡を消し去るためにも、正しい生活習慣を習慣づけてみてください。

ニキビの発生を予防する生活習慣

ニキビができる原因というのは、皮脂が過剰に分泌されて毛穴に詰まるため。ニキビ跡はそれらが治ったところに、色素沈着を起こしている状態です。

肌は毎日新陳代謝をして生まれ変わっていますが、生活習慣によってはニキビ跡の下にすぐに新たなニキビが出来てしまい、色素沈着が消えずにそのまま残ってしまう可能性があるのです。

皮脂の分泌量が多い人や、毛穴ケアが十分にできていない人などは、皮脂が詰まりやすくすぐにニキビができてしまいます。同時にニキビ跡も改善されにくいため、入浴・スキンケア(保湿)・禁煙などの生活習慣によって肌のコンディションを整えていかなければなりません。

喫煙はニキビ跡を悪化させる原因に

きめ細やかな肌をつくるためにはビタミンCが必要不可欠です。ビタミンCは肌の土台となるコラーゲンの生成を促したり、メラニン生成を抑制する働きのほか、抗酸化作用で肌のエイジングを防いでくれます。*1

しかし、これらの効果を丸ごと奪ってしまうものが「喫煙」です。喫煙をすることによって肌の新陳代謝に欠かせないビタミンCを破壊してしまうので、色素沈着を悪化させる原因になります。

喫煙は交感神経を刺激し、皮脂を過剰に分泌する原因となります。また、タバコの中に含まれるニコチンには血管を収縮させて血流を低下させ、新陳代謝を低下させる原因となるため、肌の正常なターンオーバーを阻害してしまいます。

顔には無数の毛細血管が通っており、これらの細い血管に流れる血流が低下することによって肌の新陳代謝が衰えてしまうため、ニキビ跡が消えにくくなってしまうのです。

ニキビ跡やシミなどが濃くなってきた、なかなか消えずに肌に残っている・・・という時には、喫煙の習慣を改めたり、減煙や禁煙にチャレンジしてみてください。

清潔な寝具や洗面具を使う

ニキビ跡の改善に関して、意識しづらいポイントが「寝具」や「洗面具」などのアイテムです。普段使いするものだからこそ、衛生面には注意しなければなりません。*2

寝具や洗面具は雑菌の宝庫であり、雑菌が肌に触れることによってニキビが出来る原因になります。

ニキビ跡の下から新たなニキビが出てくるのを防ぐためにも、枕カバーなどはそのままにせず、きれいに洗って乾かして使うようにしましょう。洗面具についても、いつも同じ物を使うのではなく、周期的に洗って取り替えることを習慣にしてみてください。

メイク落としや洗顔は丁寧にやさしく行う

ニキビ跡は一瞬で消えるものではありませんが、毎日の洗顔をしっかりと行うことによって改善することができます。

女性の場合メイクは細かい部分まできれいに落とすこと。ただしゴシゴシと洗ったり、きめの粗い洗面具(洗顔ブラシなど)でこすり落とすと乾燥肌になり、肌が硬くなってターンオーバーを妨げてしまうため、手指でやさしく洗うようにしましょう。

ニキビ跡の上は特に刺激をかけないように洗わなければなりません。刺激によって色素沈着が悪化し、さらなる黒ずみにつながったり、消えにくいニキビ跡になってしまうおそれがあります。

また、洗顔に使う水についても、熱湯や冷水などは毛穴にとって良くないため、ぬるま湯を使うようにしましょう。目安としては30度から35度程度のぬるま湯で、ゆっくりとやさしく洗い落とすようにします。洗顔料の洗い残しがないように、多めのお湯ですすぎを行います。

洗顔後はしっかりと保湿を行い、乾燥肌にならないように予防も心掛けましょう。

洗顔後は硬いタオルで顔を拭かないように要注意。せっかく保湿をしたのに、肌から水分が抜けて乾燥肌になりやすくなります。

便秘の改善

ニキビ跡の改善のためには、肌を保湿するだけでなく体の内側も整えていかなければなりません。*3

普段あまり意識することのない「腸内環境」は、悪玉菌が増殖すると腸内に溜まっている未消化物が腐敗し、腐敗ガスを放出するようになります。

本来老廃物(便)として外に押し出されるべき未消化物が残り続けると、腐敗ガスが血液中に吸収され、全身に有害物質が運搬されていきます。皮膚細胞は有害物質を外に出そうと働きますが、ここで皮膚細胞に余分な負担がかかるために、正常なターンオーバーができなくなってしまいます。

禁煙、保湿、入浴などを行っても、腸内に腐敗ガスが充満していると、ターンオーバーのサイクルが乱されてしまい、ニキビ跡が消えづらくなってしまう可能性があります。

肌細胞の代謝が乱れると、古い角質が詰まるなどして吹き出物やニキビの原因となり、結果的にニキビ跡にとっても良くない結果を招いてしまいます。

腸内環境を正常化するためには、乳酸菌や食物繊維の摂取のほかに、こまめな水分摂取や運動、食べすぎの予防などを心掛けながら、胃腸に負担のないものも適度に口にするようにしましょう。

適量の水分を摂る

腸内環境の正常化も含め、細胞の代謝にとって欠かせないものが「水分」です。水分をこまめに摂ると、基礎代謝がアップして利尿作用が良くなり、血液中に存在する老廃物が排出されやすくなります。

肌のターンオーバーについても同様で、水分を適量摂取することが結果的に肌細胞の活性化につながります。水分が腸内に届くと便秘の解消にも効果が期待できるため、こまめに水分を摂取することをおすすめします。

ただしカフェインなどの刺激物を含まないもので、糖分や果糖入りなど血液に負担になるものは避けましょう。良質なミネラルを含んだミネラルウォーターもしくは軟水、ノンカフェインタイプのお茶などが理想的です。

湯船に浸かる

ニキビ跡の改善には、全身の新陳代謝をアップさせる入浴も効果的です。肩までゆったりと浸かることで、全身の血流が良くなり、代謝の改善につながります。*4

ただしあまり長くお風呂に浸かっていると、肌がふやけてきて角層が膨らみ、バリア機能が低下しやすくなります。肌のバリア機能が低下すると、肌の内部にある保湿因子やセラミドなどがお湯の中に流れ出ていってしまうため、乾燥肌に近づいてしまいます。

長湯はせず、15分程度を目安にしっかりとお湯に浸かることを意識してみてください。また熱湯にならないよう、お風呂の温度も38度から40度を目安にすると良いでしょう。

お風呂から出た後は水分が肌に残っていますが、数分で肌から水分が蒸発して、入浴前と同じ状態に戻ってしまいます。そのため、浴室から出た後は乾燥肌にならないよう、すぐに保湿を行うようにしましょう。

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