ニキビ跡を改善するのに欠かせない「保湿ケア」のコツ

正しい保湿ケアを知ればニキビ跡は消えるんです!保湿ケアに関する注意点をまとめているので、今行なっている方法と照らし合わせてみてください。

ニキビ跡対策1 保湿

なかなか消えないニキビ跡に頭を悩ませている人。もう治らないんじゃないか…と諦めている人。安心してください。肌はおよそ28日の周期で生まれ変わるので、ニキビ跡は必ず消せます。では、なぜニキビ跡が消えず何年も悩んでいる人がたくさんいるのか?その答えは「保湿不足」にありました。

ニキビ跡を気にする人は、きっと人一倍スキンケアに気を使っていることでしょう。ただし、自分のニキビの原因と症状に合わないスキンケアを続けているなら、逆に肌の生まれ変わりを邪魔している可能性が高いです。とくに多いのが「私はオイリー肌」という勘違い。「脂ぎって角栓が詰まっているから」とさっぱりした化粧水だけで済ませてはいませんか?

女性のイラスト

すべての人に当てはまるわけではありませんが、大人になってできたニキビの場合、原因は「乾燥肌」の可能性が高いです。乾燥肌だと角質はカチカチになり、毛穴が詰まりやすくなります。毛穴詰まりが起こると、本来分泌されるはずの皮脂が外に出られず、どんどん毛穴に溜まることに…。そこで細菌が発生・増殖してニキビが生まれるのです。

「ニキビ対策じゃなくて、ニキビ跡対策が知りたい!」と焦っている人も、お聞きください。肌は28日周期で生まれ変わっているのにニキビ跡が治らないのは「気づかぬうちに新しいニキビができている」ということに繋がります。ニキビができる根源を断たない限り、ニキビ跡のない肌へと生まれ変わるのは不可能です。

正しい保湿ケアを知れば、乾燥肌による毛穴詰まりとニキビの発生を解消できます。知識を身につけて「なかなかニキビ跡が消えない」という今の状況から抜け出しましょう!

乾燥とニキビの関係とは

肌をちゃんと保湿することでニキビ跡は目立たなくなります。しっかりと保湿すれば、皮膚の細胞が生まれ変わるのを正常に保つため、新しい肌に生まれ変わることができるのです。

一般的には肌が脂っぽいとできるイメージのあるニキビ。実は乾燥肌でニキビができることは案外知られていません。思春期にできるニキビはたくさん分泌された皮脂が原因になることが多いのですが、大人になってからできるニキビは違います。ホルモンバランスや生活習慣の崩れ、ストレスによってできることもありますが、多くは乾燥が原因なのです。

肌が乾燥している状態

乾燥している時の肌は、角質が硬くなって毛穴が開きにくい状態。そのため、分泌されるほんの少しの皮脂でさえ毛穴から排出できず、毛穴の中に詰まってしまいます。結果、ニキビの原因となるアクネ菌が繁殖してしまうことになるのです。

また、肌が乾燥したままの状態になっていると、バリア機能も低下。刺激から肌を守るために肌が厚くなり、もっと毛穴の入り口がふさがってしまいます。結果、さらにニキビが増える環境ができてしまうのです。

肌本来の保湿力について

肌を保湿する前に知っておきたいのが、人の肌が元から持っている保湿力。油分と水分のバランスが保たれており、しっかりと水分を保つ健康的な肌であれば3つの機能を備えています。それは、本年の保湿成分(NMF)や細胞間脂質、皮脂です。ここでは、各成分についてご紹介します。

保湿成分(NMF)

角質細胞内にある水溶性の保湿成分NMF(Natural Moisturizing Factor)。水分を吸湿する性質があり、肌の角質層の水分を保ちます。角質層の水分のうち約18%はNMFが守っているおかげ。柔軟で弾力のある肌を保ちます。

細胞間脂質

肌への刺激から肌を守る細胞間脂質。角質層にある細胞と細胞の間にある脂質です。細胞間脂質は細胞同士を接着する役割を担っている成分。細胞の隙間がうまることで刺激から肌をしっかりとガードします。細胞間脂質は角質の約80%の水分を保持。お肌のうるおいにとても重要な成分です。

皮脂

肌にある水分の蒸発を防ぐ皮脂は、毛穴の奥の皮脂腺あら分泌される成分。汗腺から出る汗と一緒に肌の表面で薄い油膜のような皮脂膜をつくり、肌にある水分の蒸発を防ぎます。また、肌を弱酸性に保ってくれるので細菌や病原菌、刺激から肌をガードしてくれるのです。

それでは、肌本来の保湿力を活かしながらケアをするにはどうしたら良いのでしょうか?

保湿ケアのコツ

ニキビ跡は大きく分けて「赤みタイプ」「赤紫タイプ」「クレータータイプ」の3種類あります。保湿ケアの注意点は3種類共通です。

洗顔は「やさしくしっかり泡で洗う」のがコツ

一見、保湿とは直接関係のないように思える洗顔ですが、とても大事な工程です。コツは洗顔フォームをしっかりと泡立ててやさしく洗うこと。保湿前にしっかりと汚れを落としておかないと、いくら自分の肌に合った化粧水を使っても細菌の増殖は続きます。

かといって、洗いすぎもNG。ごしごしと洗ってしまうと必要な皮脂まで奪ってしまいます。肌は、失った油分を取り戻そうと無理やり皮脂を分泌するため、また毛穴が詰まるという悪循環に…。また、ニキビ跡はとてもデリケートなので、洗顔で傷つけてしまう恐れも。傷から新たに細菌が入り、ニキビが増えてしまわないよう気をつけましょう。

スキンケア用品の使い過ぎはNG

保湿は大切ですが、あれもこれもと過剰に使用するのは絶対に止めましょう。洗顔後のニキビ跡はバリア機能がほとんどなく、とてもデリケートな状態です。そこに、いろんな成分の入ったスキンケア用品を塗りまくるのは肌への攻撃といってもいい行為。はやく治したいという気持ちは分かりますが、なるべく刺激を与えないように適量を守りましょう。「低刺激」と書かれていても、何種類も使うのは避けた方がいいです。自分の肌に合う化粧水、クリーム等を見つけ、ケアを継続するのがベストですよ。

スキンケア用品を選ぶポイント

ニキビ跡を悪化させる可能性が高いスキンケア用品とは?選ぶ際の3つのポイントをチェックしていきましょう。

石油系合成界面活性剤に注意

「刺激物はNG」「無添加がいい」というのは、ほとんどの人がご存知でしょう。しかし、「どの成分が無添加なのか?添加物はすべて避けた方がいいのか?」と聞かれても知らない人は多いはず。

基本的には無添加が好ましいものの、全部を避けるのはなかなか難しいところです。とくに気をつけたほうがいいのは「界面活性剤」ですが、それだけでも数千種類存在します。

今回はとくに肌への悪影響が大きいと言われる「石油系合成界面活性剤」に的を絞ってまとめました。

石油系合成界面活性剤】

      
  • スルホン酸ナトリウム
  •   
  • ラウレス硫酸ナトリウム
  •   
  • ラウレス硫酸ナトリウム
  •   
  • ラウレス硫酸アンモニウム
  •   
  • ラウリル硫酸アンモニウム
  •   
  • パレス-3硫酸Na
  •   
  • パレスー3硫酸アンモニウム

ターンオーバーの妨げとなる代表的な成分をご紹介しましたが、石油系合成界面活性剤はこの他にも200種類ほどあります。すべてを覚えるのは難しいと思うので、名称に「硫酸」がつく成分が入っていたらチェックするように意識してみるだけでもOKです。

ふき取り化粧水よりパッティングタイプをチョイス

最近よく使われている「ふき取り化粧水」は、ニキビ跡に悩んでいる人には不向きです。とくに「ピーリング効果」をうたっているものは、一見肌に良さそうですが症状を悪化させる可能性大。肌を溶かして無理やり生まれ変わらせる仕組みなので、ニキビ跡のある肌にとってはかなり刺激が強いでしょう。また、ふき取る際の摩擦も肌へのダメージに繋がります。必ずしも使用NGというわけではありませんが、使い方が難しいため避けるのが無難でしょう。

さっぱりタイプよりしっとりタイプの化粧水が◎

オイリー肌だと思っている人に多いのが、「実はインナードライ肌だった」というケース。テカりやすい人でも、実は乾燥状態にあるかもしれません。インナードライ肌の場合、肌の内側にある真皮は乾燥して固まっているので、必ず保湿力が高いしっとりタイプの化粧水を選びましょう。さっぱりタイプは保湿力が足りないだけでなく、ひんやりとさせる目的でアルコールを含んでいることが多いため要注意。エチルアルコール・エタノールが入っているものはニキビ跡への使用を避けてください。

ニキビ跡は悪化させさえしなければ、肌が生まれ変わるサイクルによって必ず改善できるでしょう。ただし、表面だけでなく真皮までダメージが届いている「クレータータイプ」のニキビ跡は、ターンオーバーによって消えていくまでにかなりの時間がかかります。ニキビ跡自体もかなり敏感になっているため、ちょっとした細菌からニキビの原因「アクネ菌」が増殖してしまうのも問題。しっかりと洗った手でも、完全に雑菌のない状態にするのは難しいのです。

セルフケアだけでは悪化させてしまう可能性が高いため、レーザーで治療できるクリニックへ行くのがおすすめです。施術料金は安くはありませんが、ずっと治らないニキビ跡の悪循環を断つには最短のルートですよ。医師に相談して治療を受けながら適切な保湿ケア方法を教えてもらえば、悪化したニキビ肌でもツルツルの肌へと生まれ変われるでしょう。

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